わたしは20代のころ、全くお化粧というものをしませんでした。
もちろん、基礎化粧も怠っていました。
日焼け止めも塗らずに、ギラギラした日差しのもとへ。
もともと、どちらかと言えば色白の方だったので、日焼けすると皮膚が赤くなるくらいでした。
それほど色素が沈着することもないので、冬になればちゃんと元に戻る。
自分の若さを過信していたのかも?
そのせいか、30代を過ぎて、年がたつに連れ、肌が乾燥しがちになり、毛穴も開いているのが目に見えるようになってしまったのです。
特に気になるのが、毛穴の黒ずみです。
日焼けし過ぎたせいか、シミも目立ってきました。
今までは、どちらかと言えば年齢より若く見られていました。
今はどうでしょう?
周囲に聞くのが怖くなってきました。
ある日、アウトレットモールでお買い物をしている時、近くにいた子供に声をかけられました。
「おばちゃん。」
子どもを連れていたり、公園のママ友と話している時にそう呼ばれても気にならないのに。
その日は、旦那さまに子供を預けてのお買い物。
いつもよりオシャレして、気分も若く出掛けていたから。
ほんとうにショックでした。
帰宅して、改めて、鏡で見た自分の顔。
ずいぶん老けたなぁ。
基本のお手入れの大切さを、今ごろになって実感しました。
と、同時に、30才を過ぎてから、綺麗な肌を取り戻すことのむずかしさを知りました。
高いお化粧品を使ったり、パックをしてみたり・・・。
なかなか思うような効果がみられない。
けれど、思い立った時が、行動を起こすきっかけで、けっして遅くはない。
と、信じたい・・・。
31才を目前に、美容に目覚めたわたし。
なぜかというと、憧れのブランド、エルメスのバーキンが欲しくなったからです。
私が尊敬している、会社の先輩がこのエルメスのバーキンをかっこよくもっていたのをみて、自分もあんなエルメスのバーキンがさらりともてるようなかっこいい女性になりたいと思ったんです。
エルメスのバーキンといえば世界のセレブ達が欲しがる最高級のバッグなんですよ。
もちろん、今現在はそんなお金がかかるものを手に入れられませんが、将来、子供達が、自立して、自分が働いたお金を好きなように使える時が来たら、自分へのご褒美として、買おうと思っています。
旦那には文句を言わせないように自分が働いた給料を積み立てておいてね。
目標を40才に定め、それまでに自信を持って若いママでいられるよう、エルメスのバーキンが似合う素敵な女性になっているように頑張っていこうと思います。
いつまでも子どもたちが、自慢できる綺麗なママでいられますように。 |